レストランやカフェなどの開店、個人医院の開業など、お店やオフィスが新しくオープンする際にお祝いとして飾られている花をスタンド花といいます。
そう頻繁に贈る機会があるものではないので、デザインに迷いがちなスタンド花。どのように選ぶといいのでしょう?
お店の雰囲気に合わせて選ぶ
スタンド花は店先などの屋外に飾られる場合と、玄関やフロアなどの店内に飾られる場合があります。店内に置かれる場合はある意味インテリアの一部になりますので、贈るお店の雰囲気やコンセプトからかけ離れたものではその花だけ浮いてしまいます。そして、何よりそのお店の店主のセンスが疑われてしまう事態にもなりかねません。
そうならないためにも、シックやモダンなイメージのお店には落ち着いた印象の花、優しくて可愛いイメージのお店にはパステルカラーで可愛らしい印象の花…など、雰囲気や世界観を壊さないように注意しながら花を選ぶと喜ばれるでしょう。
自己満足にならないよう、贈り先の門出を後押しできるようなスタンド花が理想的です。
季節感を大切に
花はとっても種類が豊富。メジャーな花から珍しい花までいろいろあって、どんなものを贈ったらいいのか悩みどころですよね。そんな時は、まず季節感を考えましょう。最近はハウス栽培もあって季節を問わずいろんな花を買うことができますが、季節感は非常に重要です。無視して選ぶとちぐはぐなものになってしまうかも。
贈り先の店主の好みやコンセプトに合うものを贈る場合でない限り、季節に違和感のないものを選びましょう。花屋さんに注文する際は「大輪のヒマワリを主役にしてください」というように特定の花を指定してもOK。
指定がない場合は「春らしい花」「クリスマスっぽい花」などのおおまかなイメージを伝えるだけでもかまいません。
スタンドにも気を配る
その名のとおり、スタンドが使われているのがスタンド花の最大の特徴。予算次第なところはありますが、このスタンドにこだわってみてもいいでしょう。まず、1段か2段か。スタンド花は大きければ大きいほど豪華で目立ちますが、華やかであればいいわけではありません。置く場所によっては1段のもののほうが喜ばれる場合もありますので、スタンド花をどこに置くのかなどを事前にチェックしておくと安心です。実際に出向いてお店を見せてもらう機会があれば必ず調べておきましょう。
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HABOTAN flower 編集部