胡蝶蘭の値段が高い理由とは?安い胡蝶蘭と高額な胡蝶蘭の相場を解説

胡蝶蘭の値段が高い理由とは―安い胡蝶蘭と高額な胡蝶蘭の違いを解説

お祝い事の贈り物として人気が高い胡蝶蘭ですが、種類によって相場よりも高い胡蝶蘭と、安い胡蝶蘭があります。

店先を眺めると、胡蝶蘭には数万円の値札がかかっていることも珍しくありません。

「なぜ胡蝶蘭は高いのだろう」

「金額が高い胡蝶蘭と安い胡蝶蘭の違いは何だろう」

「取引先に贈る胡蝶蘭の相場が知りたい」

このように悩んでいる人のために、この記事では以下の内容について説明します。

  • 胡蝶蘭が高額な理由
  • 高い胡蝶蘭と安い胡蝶蘭の違い
  • 贈る相手による相場

胡蝶蘭の値段に迷うことがなくなるので、ぜひ最後までお読みください。

 

胡蝶蘭の値段が高い3つの理由

胡蝶蘭の値段が高い理由とは―安い胡蝶蘭と高額な胡蝶蘭の違いを解説

 

胡蝶蘭は一鉢が1万円から数万円、高ければ百万円のものもあります。

胡蝶蘭は種から開花まで多くの人の手がかかっているため、フラワーショップで販売される時には高くなってしまうのです。

まるで箱入り娘のように大事に育てられ、贈る相手に届けられるのですね。

ここでは、胡蝶蘭の値段が高くなる理由を3つ説明します。

 

1. 栽培のためのコストが高い

胡蝶蘭は発芽が難しいため、フラスコの中を無菌環境にして人工的に発芽させる方法をとります。

苗になった胡蝶蘭は東南アジアから日本へ輸出され、花が咲くまで温室で育てられます。

成長に適した環境を作るためにかかる光熱費や水道代はひと月あたり数百万円になることも。

胡蝶蘭は花が咲くまでに4年以上かかるため、それまでの人件費や光熱費、施設費などが積み重なり、高額になってしまうのです。

 

2. プロによる熟練の技術が必要

胡蝶蘭の茎は支柱に沿ってきれいなカーブを描いています。

支柱を立てる際には、繊細な茎が折れないように、細心の注意が必要で、プロでも骨の折れる作業です。

また、胡蝶蘭は1つの株に1本の茎しか伸ばさないように育てるため、出荷前に3本立てを作るなら3つの株を寄せ植えします。

同じカーブを描く胡蝶蘭を3本バランスよく配置して寄せ植えしなければならず、手間がかかってしまうのです。

 

3. 得意先への贈呈用として使われることが多い

胡蝶蘭は店舗の開店祝いや新社屋の完成祝い、社長就任祝いなど、主に法人から法人へと贈られることが多い花です。

法人の場合、胡蝶蘭を得意先などへの贈呈用として購入するため、経費として計上できます。

また、お祝いに贈る品であるため、高額なものを選びやすいことから、全体的に高額な胡蝶蘭が選ばれやすいのです。

 

ハボタンフラワーでは、ご予算に合わせたお花をご用意しております。

ご予算をおさえたいお客様は、ハボタンカスタマーセンターへご連絡ください。

ご希望に応じた花をご提案いたします。

TEL:0120-056-087

 

高い胡蝶蘭と安い胡蝶蘭の相場の違い

胡蝶蘭の値段が高い理由とは―安い胡蝶蘭と高額な胡蝶蘭の違いを解説

 

金額が高い胡蝶蘭と安い胡蝶蘭の違いには、様々な条件がかかわっています。

一般的にサイズが大きく、花の数(輪数)が多いものや、珍しい品種のものが高い傾向にあります。

同じ数で同じ大きさの花であっても、色が違えば料金が変わりますし、色が同じでも花のサイズが大きければ高くなるのです。

ここでは、一般的な胡蝶蘭の価格相場の違いを説明します。

 

花のサイズの違い

胡蝶蘭には、大輪・中輪・ミディサイズの3つのサイズに分けられます。

胡蝶蘭は花のサイズが大きければ大きいほど、高額となります。

 

大輪

花の大きさが最も大きい大輪は、1つの花が10~15cmで、ほかの胡蝶蘭と並べてもひときわ目立ちます。

3本立ちの大輪の価格相場は2万~4万円で、社長就任祝いや当選祝いなどに贈られることが多いサイズです。

 

中輪

中輪の花のサイズは、6~12cmです。

3本立ちの中輪の場合、1万~2万5千円くらいの値段が一般的です。

大輪よりもサイズが小さい株のため、開店祝いや開業祝いなどによく贈られます。

 

ミディ

ミディは3~5cmの花が咲く小さな胡蝶蘭です。

価格相場は、3本立ちで1万~2万円くらい。

個人の誕生日や入学祝い、引っ越し祝いにも贈りやすい胡蝶蘭ですね。

 

茎の本数や花の数の違い

茎の本数は多い方が、花の数も増え豪華になります。

1本立ちや2本立ちは個人の贈り物として使われ、数千円から1万円くらいが相場で、豪華さは少ないですが、凛としたたたずまいが好まれます。

移転祝いや昇進祝いなど、お祝い事の際に胡蝶蘭を贈る場合、一般的な相場は3本立ちや5本立ちで、3万円~5万円程度です。

なお、茎の本数は偶数よりも縁起の良い奇数が多いです。

 

3本立ち

3本立ちの相場は1万~3万円くらい。

花の数は18輪(1つの茎に6つの花)以上で、多いものでは30輪の胡蝶蘭もあります。

花の数が多ければ多いほど、金額は高くなります。

 

5本立ち

5本立ちの胡蝶蘭の相場は、3万~5万円です。

花の数は35輪(1つの茎に7つの花)以上で、3本立ちよりも豪華な胡蝶蘭です。

5本立ちの胡蝶蘭は法人への贈り物として一般的ですので、何が良いのかわからない場合に選ぶと安心です。

 

7本立ち

7本立ちの胡蝶蘭は縦横に花が広がり、ゴージャスな雰囲気をまといます。

価格相場は4万~8万円で、花は70輪以上です。

全体的にサイズが大きくなるため、重要な取引先の社長就任祝いや開業祝いなど、贈る相手を選びましょう。

 

花の色や品種の違い

胡蝶蘭はスタンダードな白やピンクよりも、黄色や青、紫などの色の方が生産数が少ないことから高額になる傾向があります。

ただし、花のサイズは白い胡蝶蘭の方が大きいものが多いです。

お祝いの気持ちを強く込めたい場合に、相手の好きな色の胡蝶蘭を贈ると喜ばれますね。

 

グレードの違い

日本農業大賞や内閣総理大臣賞受賞、関東東海『花の展覧会』洋らんの部農林水産大臣賞など、日本全国の胡蝶蘭農家が参加するコンクールがあり、受賞した胡蝶蘭は、グレードが高く高額になります。

その中でも、最も名誉のある全国花き品評会農林水産大臣賞や、農林水産祭園芸部門天皇杯を受賞した胡蝶蘭は特に高級とされます。

 

ハボタンフラワーでは、受賞蘭をメインに純白の大輪を使用し、お祝いのお花に相応しい逸品をご用意しています。

特に、高級な胡蝶蘭ブランド「プレミアムハボタン」では、気品のある胡蝶蘭を揃えていますので、ぜひお問い合わせください。

TEL:0120-056-087

 

胡蝶蘭を贈る相手別の相場

胡蝶蘭の値段が高い理由とは―安い胡蝶蘭と高額な胡蝶蘭の違いを解説

 

胡蝶蘭の相場は、贈る相手やシーンによって変わります。

一般的な贈り物でも、目上の人や自分にとって大切な人には高価なものを贈りますので、胡蝶蘭も同じように考えると選びやすいですね。

また、相手の好きな色や胡蝶蘭を飾る場所を考えて、胡蝶蘭のサイズや花の色を選ぶと、心がこもったプレゼントとなるでしょう。

 

贈り先 相場 おすすめの胡蝶蘭
一般的な取引先 2万~3万円 ・スタンダード白(3本立ち)
・スタンダードピンク(3本立ち)
ミディ胡蝶蘭
付き合いの深い取引先 3万~5万円 ・スタンダード白(5本立ち)
・スタンダードピンク(5本立ち)
・スタンダード白(3本立ち)
最重要な取引先 10万円以上 ・プレミアム・白(10本立ち)
・プレミアム・白(30本立ち)
友人・知人 1万~2万円 ・ミディ胡蝶蘭
・スワロ胡蝶蘭
・スタンダード(3本立ち)27~30輪
上司 2万5千円前後 ・スタンダード(3本立ち)33輪以上
・スワロ胡蝶蘭
・化粧蘭
部下 2万円前後 ・スタンダード(3本立ち)27~30輪
・ミディ胡蝶蘭
・スワロ胡蝶蘭
同僚 2万円前後 ・スタンダード(3本立ち)27~30輪
・ミディ胡蝶蘭
・スワロ胡蝶蘭
家族・親戚 1万~3万円 ・スタンダード(3本立ち)27~30輪
・スタンダード(3本立ち)36~39輪以上
・ミディ胡蝶蘭
恩人 3万円台 ・スタンダード白(3本立ち)
・スタンダードピンク(3本立ち)
・化粧蘭

 

ハボタンフラワーでは、ご予算に合わせたお花をご用意しております。

ご予算をおさえたいお客様は、ハボタンカスタマーセンターへご連絡ください。

ご希望に応じた花をご提案いたします。

TEL:0120-056-087

 

一般的な取引先

一般的な取引先へ贈る胡蝶蘭は、3本立ちのものがよく選ばれています。相場は2万~3万円です。

事務所の広さによっては、小さめのミディ胡蝶蘭を贈ると、置き場所を取らないため喜ばれます。

 

ハボタンフラワーでは、36~39輪以上の3本立ちの胡蝶蘭(34,700円)が人気です。

ミディ胡蝶蘭は2万円くらいからご用意しています。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード白(3本立ち)
  • スタンダードピンク(3本立ち)
  • ミディ胡蝶蘭

 

付き合いの深い取引先

付き合いの深い取引先へ送るなら、5本立ちの胡蝶蘭が華やかさがありおすすめです。相場は3万~5万円

5本立ちの胡蝶蘭であれば、開店祝いや移転祝い、新規上場や一部上場のお祝いなど、どのようなシーンにも困りません。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード白(5本立ち)
  • スタンダードピンク(5本立ち)
  • スタンダード白(3本立ち)

 

最重要な取引先

自社の最も大切な取引先には極上の胡蝶蘭を贈りましょう。

胡蝶蘭の茎の本数が増えるにつれ、豪華さが増し、10万円以上のものが選ばれます。

ハボタンフラワーでは、「プレミアムハボタン」というブランド名で、内閣総理大臣賞や農林水産祭園芸部門天皇杯などを受賞したトップクラスの胡蝶蘭をご用意しています。

社長就任祝いや当選祝いなどにご利用ください。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • プレミアム・白(10本立ち)
  • プレミアム・白(30本立ち)

 

友人・知人

友人の引っ越し祝いや開店祝い、入社祝いや入学祝いなど、胡蝶蘭を個人的にも贈る人が増えています。

個人から個人への贈り物ですので、相場よりも安い1万円~2万円のものが一般的です。

小さめのミディ胡蝶蘭や、スワロフスキーが散りばめられたスワロ胡蝶蘭が人気です。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • ミディ胡蝶蘭
  • スワロ胡蝶蘭
  • スタンダード(3本立ち)27~30輪

 

上司

お世話になった上司の退職や昇進などの際に贈る胡蝶蘭は、感謝の気持ちを込め、部下や同僚に贈るものよりも高めの2万5千円くらいのグレードがよく選ばれます。

女性の上司にはスワロフスキーで飾られたスワロ胡蝶蘭や、花に文字やイラストが入った化粧蘭もおすすめです。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード(3本立ち)33輪以上
  • スワロ胡蝶蘭
  • 化粧蘭

 

部下

上司が部下の門出を祝う胡蝶蘭には、2万円前後のものが選ばれています。

引っ越しを伴う異動のお祝いであれば、小ぶりのミディ胡蝶蘭もおすすめです。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード(3本立ち)27~30輪
  • ミディ胡蝶蘭
  • スワロ胡蝶蘭

 

同僚

同僚への異動祝いや昇進祝いで胡蝶蘭を送る場合は、2万円前後のグレードのものがおすすめです。

いつも一緒に働いてきた同僚だからこそ、パッと開いた胡蝶蘭を贈り、明るくお祝いをしたいものですね。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード(3本立ち)27~30輪
  • ミディ胡蝶蘭
  • スワロ 胡蝶蘭

 

家族・親戚

家族や親戚に花好きの人がいれば、胡蝶蘭を贈ると喜ばれます。

誕生日祝いのプレゼントなら1万円台の胡蝶蘭、古希や喜寿といった長寿のお祝いの場合は、相場の2万~3万円のものがおすすめです。

家の玄関にも飾りやすい大きさのミディ胡蝶蘭であれば、大げさにならずプレゼントしやすいですね。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード(3本立ち)27~30輪
  • スタンダード(3本立ち)36~39輪以上
  • ミディ胡蝶蘭

 

恩人

お世話になった方への感謝のしるしに豪華な胡蝶蘭を贈るのも、心のこもったプレゼントとなります。

状況によって価格相場は大きく異なりますが、3万円台であれば失敗はしません。

化粧蘭にメッセージを加えると、嬉しい驚きとなるでしょう。

 

◆おすすめの胡蝶蘭

  • スタンダード白(3本立ち)
  • スタンダードピンク(3本立ち)
  • 化粧蘭

 

胡蝶蘭の値段相場を知り気持ちをプラスして贈りましょう

この記事では、胡蝶蘭が高額な理由と、胡蝶蘭の特徴による価格の違い、贈る相手によって異なる相場について説明しました。

胡蝶蘭は、花が大きく数が多いものの方が高額です。

取引先へ贈る一般的な胡蝶蘭は3万~5万円が相場で、他とも見劣りしないものを選びます。

また、値段相場より少し安い2万円台の胡蝶蘭は、身近な方への贈り物におすすめです。

お世話になった方への贈り花、友人や知人、直属の上司など、取引先への贈り物以外に選ばれています。

胡蝶蘭がたくさん並ぶことが多い当選祝いや式典などでは、ほかの胡蝶蘭と比較されてしまうため、自社を目立たせる意味で相場以上のランクの胡蝶蘭を選ぶと良いですね。

 

ハボタンフラワーでは、カスタマーセンターを完備しております。

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