開店祝いや移転祝いなど、新しい門出を華やかに彩るものとして、欠かせないのがお花の贈りものです。定番の胡蝶蘭、華やかなスタンド花など、最近は花の種類や色、アレンジのバリエーションも増え、選択の幅も広がりましたが、種類が沢山あるために選ぶのがとても大変です。
そこで、相手のニーズや好みに合わせて、印象に残る祝花を選ぶためのコツをご紹介します。
お祝いを贈る最適な時期は?
開店祝いや移転祝いのお花は開店日の一週間前から当日までに贈るのが一般的ですが、開店当日は忙しいのでなるべく前日までに贈るほうが良いでしょう。土日が休みの会社などでは必ず平日に届くように手配します。
無理なくお花を受け取っていただけるように、あらかじめお花を贈ることを先方に伝えておくこともお勧めです。
中には工事の都合で、予定より開店日がずれることもありますので、お花を贈る前に開店日が変更になっていないかをしっかり確認しておきます。やむを得ず、開店に間に合わずにお花を贈る場合は「祈御発展」として贈ることがマナーです。
開店祝い、移転祝いにお勧めの花は?
開店祝いと言えば胡蝶蘭と言われるほど、このお花はどの業種にもお勧めできます。豪華で気品のある花ですが、花粉が無く、香りがないのが特徴です。その為、香りや衛生面で気を遣う必要のある飲食店、事務所、病院などへの贈り物としても最適なのです。
また、胡蝶蘭の花言葉が「幸福が飛んでくる」であることからも大変縁起が良いと言われており、年配の方々には特に喜ばれます。鉢植えにはさらに「その土地に根付く」という意味もあるため、両方の意味を持った“胡蝶蘭の鉢植え”は開店祝いに最も人気のある贈り物です。
店頭に飾られることが分かっている場合には、スタンド花をお勧めします。華やかで豪華なスタンド花は、贈った方を楽しませるだけでなく、道行く人の目をひき、新しくお店が開店したことをお知らせする効果もあります。そのため、来客の多い業種の開店祝いとして喜ばれますし、色や種類も豊富なので、お店の外観や内装に合わせた色を選ぶことが出来ます。スタンド花は大きめの物が多いため、置く場所があるかどうかにも注意して、お店にふさわしい大きさのものを贈るようにしましょう。
名札とメッセージカードのマナーは?
開店や移転などの際にはたくさんのお花を贈られることが多く、誰から贈られた花なのかわからなくなることがあります。そのため、ビジネスで花を贈る際には必ず名札を付けるようにした方がよいでしょう。また、名札のほかにメッセージを添えることもありますが、その際には否定的な言葉や忌み言葉と言われる「潰れる・敗れる・負ける・倒れる」といった言葉は使わないようにしましょう。
存在感のある花を選びましょう
一般的に開店祝いや移転祝いなどのビジネスシーンの祝花では、大きさや存在感が求められることが多いです。そのため、大輪の胡蝶蘭やカラフルなスタンド花など、見た目の華やかさを考えて選ぶようにしましょう。
【法人・個人 フラワーギフト HABOTAN FLOWER】
HABOTAN flower 編集部