お知り合い・お世話になった方、取引先等の開店祝いには、花を贈ることが多いのではないでしょうか?
相手先の規模によって、スタンド花を選ぶか、鉢植えやアレンジメントを選ぶかが違ってきますが、ビジネス上のおつきあいで花を贈る際には必ず添えられるものがあります。立札やメッセージです。
企業として贈る場合、誰が贈った花であるかをきちんとわかるようにしておく必要があります。そこで、開店祝いに添えるメッセージについて注意する点をまとめてみました。
意外と目立つお祝い花の立札&メッセージ
新しく開店したばかりのお店を訪れると、開店祝いとして届いた花に添えられている立札やメッセージが意外と目立つことがわかるのではないでしょうか?これは、商売上のおつきあいで贈る花の場合、単にお祝いの気持ちを伝えるためだけではなく、お祝いを贈ることによって贈る側の存在もアピールしている部分があるからです。つまり、「このお店と自社は親しい関係である」と周りに示す意図も含まれているため、立札やメッセージも目立つようになっているのです。
とは言え、「開店を祝う」ことがメインですから、ただ目立つだけでは意味がありません。相手先に失礼の無いように、また、お店を訪れるお客様や他の企業の関係者が不快な気分にならないように配慮することも必要です。そのため、基本的なマナーに乗っ取った名札やメッセージを添えることが大事です。
開店祝いではこんなメッセージはタブーです!
法人から贈る開店祝いの花には立札を用いることが一般的です。しかし、特に個人的なおつきあいがある場合や、古いおつきあいの場合には、メッセージも添えて、お祝いの気持ちを伝えるとよいでしょう。
ただし、商売をする方には、験を担いたり、縁起を気にしたりする方が少なくありません。ですから、花に添えるメッセージにはマイナスイメージの言葉を使わないようにするのがマナーです。例えば、倒産をイメージさせる「負ける」「敗れる」「つぶれる」「傾く」のような言葉は忌み嫌われるので避けるようにします。また、「不景気」「厳しい」など前途に不安を感じさせるような言葉は、わざわざメッセージには入れないのが無難です。つい「不景気な世の中ですが」などと冒頭に書いてしまいそうですが、できるだけポジティブな表現を選ぶように心がけましょう。
開店祝いにふさわしいメッセージとは
お店のオープンは、個人のオーナーさんにとっては夢が叶う瞬間であり、企業のプロジェクトとして手がけたお店であれば、担当者の苦労が実を結ぶ瞬間と言えます。ですから、単に「おめでとうございます」と書き始めるのではなく、念願がかなったことや、手がけてきたことが実を結んだことなど、具体的に挙げてから、それに対して「おめでとうございます」と言葉をかけるようにします。
続いて、お店が今後成長していくことや、お客様に愛される店になることなど、期待するイメージを挙げて、そのために応援することや、そうなるように願っていることなどを伝えるようにするとよいでしょう。
ビジネス上のつきあいであっても、具体的なメッセージが書かれていると印象に残ります。前もっていくつか、開店祝いなどにふさわしいメッセージを準備しておくようにするとよいでしょう。
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HABOTAN flower 編集部