近年では日本でも仮装を楽しんだり、お菓子を交換したり、盛り上がりを見せているイベント「ハロウィン」。街並みもハロウィン一色になりますね。
もともとハロウィーンは、ヨーロッパのアイルランドに住んでいた古代ケルト人が起源と考えられており秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教儀式「サヴィン祭」であるといわれています。古代ケルトでは、11月1日から10月31日が1年間となっていたため、10月31日は今でいう「大晦日」。1年の終わりの日である10月31日には、死後の世界との扉が開き、先祖の魂が家族の元へ帰ったり、そこにくっついて悪霊や魔女が一緒に町を訪れるともいわれていたのです。この悪霊たちが悪さをしないようにと、仮面をかぶったり焚き火をしていたことがハロウィンの始まりと言われているようです。
怖い顔をしたかぼちゃで作るジャックオーランタンは魔除けの役割を持ち、悪霊を追い払う力があるといわれていたようです。
ここで、ハロウィンのシンボルカラーとして思い浮かぶのは、みなさん何色でしょうか?オレンジ、ブラックが主だとは思いますが、パープルも使われていますよね。
それぞれの色には意味があり
オレンジ |
ブラック |
パープル |
そんな大きなイベントになりつつある「ハロウィン」ですが、飾りつけや仮装はちょっと、、いうと方もお花の配色でそっとハロウィンを感じてみるのはいかがでしょうか?
ソラナムパンプキン
花言葉:「ささやかな幸せ」「広い心」「つつましい幸せ」
こんな可愛らしい、かぼちゃの木はご存じですか?
「ソラナムパンプキン」といってナス科の観賞用の植物なんです。
食べることはできませんが、この秋の季節にオレンジ色に色づくこともあり、ハロウィンにぴったりで気分も盛り上げてくれる枝木です。
オレンジのガーベラ
花言葉:「神秘」「冒険心」
赤いガーベラ
花言葉:「神秘の愛」
10月の誕生花でもあるキク科のお花。オレンジや赤のほかにも、白、黄色に紫などハロウィンに合う、ビビットな彩りのある色が多いので見ているだけで元気になれるお花です。
ダリア
花言葉:「エレガント」「優美」「希望」「清々しい美しさ」
丸みをおびていて豪華な花弁を持つダリアは、ガーベラとの相性もとてもよく、華やかな雰囲気をつくれること間違いなしですね。
観賞用トウガラシ(コニカル)
花言葉:「旧友」「嫉妬」
観賞用トウガラシはトウガラシの仲間ですが、あくまでも観賞専門です。ソラナムパンプキンと同じく、ナス科の一年草です。
緑、赤、オレンジ、黄色、アプリコット色、黒など色幅がとても豊富で、秋の実もの花材として人気です。
お好きな花と一緒に
お花の色で楽しむハロウィンを過ごしてみてはいかがですか?