2016年7月1日にHABOTAN FLOWER (株式会社エンターテック 本社：東京都港区高輪 / 代表取締役 瀬戸慶太郎、以下HABOTAN)はオランダのハンサムデザイナー Dennis Kneepkens氏(本社：オランダ Owner/CEO Dennis Kneepkens DK下、デニス)にメールにてコンタクトをしたのがきっかけとなり、2016年12月21日にHABOTAN FLOWER内にてコラボ商品開発を実現しました。
同社社長の瀬戸は参考資料を買いに本屋に行き、その際に購入した雑誌に釘付けになりました。
瀬戸はこのデザインは新しいと感じ彼にメールにてコンタクトしたのがきっかけです。
二人はメールとSNSを使い、コミュニケーションを始めて行きました。瀬戸が求めていたのは、新しい世界感の実現でした。
2016年7月に瀬戸からDennis Kneepkens氏にコラボレーションのオーダーをしました。
それは、日本の法人と法人の気持ちを繋ぐ贈り花に「衝撃と感動」を与えて欲しい。
ファッショナブルで花業界のトレンドを作るような商品開発をしたいとリクエストしたそうです。
デニスは日本の文化に感激をしていました。企業と企業の繋がりや気持ちをお花で表現し生命の命を分かち合う日本の文化は非常に素晴らしいと彼は語っていました。HABOTAN FLOWER（ハボタンフラワー）は法人専門に特化をして、企業の贈るお花にて感動を与え確実な仕事をする企業である。そこに、オシャレでファッショナブルなお花を共に届けようと話し合いスタートしました。
今回のプロジェクトを２人で話し合いました。「コンセプトフラワーギフト」まさに、法人の贈り花シーンに新しいトレンドとイノベーションを与え、企業が贈るお祝いの気持ちにコンセプトと意味を付けて表現する事。
スタンド花＝開店祝い、胡蝶蘭＝就任祝いなど日本の花は使うシーンで区別される文化があります。
しかし、今回目指したのは、シーンではなく、メッセージにあった贈り物。
「大好きな女性に赤い花束をプレゼントする」この赤い花束に込められたのがメッセージではないでしょうか？まさに、告白やプロポーズのシーンが目に浮かびます。
このような、メッセージを贈る花の開発をスタートしました。
開発の舞台はオランダから始まりました。
普通は、花のデザインは花を見てどんなアレンジメントを作るか考えます。
デニスは全く違いました。彼はコンセプトからデザイン作りに取り掛かりました。
彼は、日本とオランダの歴史や日本の企業の文化を勉強し始めました。
その中で、日出ずる国、日本とオランダの流れる歴史に思いを馳せ、富と繁栄を誇って オランダが諸外国と貿易をしたまばゆい宝物を手にした大航海時代絵画の世界でも有名な 17 世紀頃まで続いたオランダ黄金時代にインスピレーションを受けました。
そして、オランダの海外ディティールを表現する為、オランダにて撮影をしました。
デニスはまず、頭の中にあるイメージを映像に具体化していきました。
オランダのアムステルダムから約1時間の場所にあるお城にてコンセプトVTRの制作に取り掛かりました。
オランダと日本の貿易の中に大航海時代絵画があり、そこから「花・蝶・金・果実」のキーワードを絞り込み。デザインを繰り上げて行きました。
美しさにこだわり、花のデザインに意味を込める為、コンセプト＋キーワード＋ポエム（詩）を各デザインに込めて行きました。
撮影は全てお城に持ち込み、花の生け込みから、家具の設置、モデルのスタイリングまで細部に拘り撮影が続きました。
花にファッションを取り入れ、モデルを起用し、新たなる挑戦を斬新に繰り広げて行きました。
この時点では、まだ花のデザインは決まっていません。
その後、舞台は日本に移ります。
東京大田生花市場にて、自分達のイメージするお花を自ら選び市場を歩きました。
デニスとミックはデザインを話し合いながら丁寧にお花を選んでいきます。
デニスはオランダのお花の学部を卒業し、花にもとても詳しいです。日本にて通年使用できるお花。
そして、花言葉やメッセージを考えながらピックしていきます。
海外フローリストらしいデザインを残しながら、日本の贈り花文化と調和するデザインを。
アトリエに戻り、お花を組み上げていきます。コンセプトを守りながら、丁寧に制作に取り掛かっていきます。
花に向かって、制作は３日間続きました。
来日中のエピソードがあります。
同社役員からデニスに提案がありました。せっかく日本に来たので日本の文化を学ぶ感じる為に京都にいかないかと提案をしました。来日して、打ち合わせと制作に１週間と多忙な日々が続いていました。
デニスから同社代表の瀬戸に電話がかかりました。
彼は、役員の提案は凄く嬉しい。しかし、私達は日本のお客様に感動する商品を届けるために日本に来た、限られた時間の中で最後まで商品開発に向き合いたいから京都にはいけない。
瀬戸は、彼らの仕事への情熱と人間性を見る事が出来たと話をしていました。
本物のフローリストはデザインより心が大切だと痛感させられたそうです。
デニスは日本市場に向けての初のインターナショナルコレクションを完成させました。
完成したと本社に生産本部から電話がなりました。
HABOTAN FLOWER×Dennis Kneepkens
デニスフラワーのファーストコレクションが完成しました。
▼商品名:デニスフラワー https://flower.habotan-gift.com/dennis-kneepkens
３つのコンセプトが完成しました。『A FRUITFUL VOYAGE』『THE SANDS OF TIME』 『WINGS TO FLY』のコンセプトラインを用意しており、それぞれエキゾティックな果実、 金に彩られて装飾された枝々、美しい蝶をモチーフにしたフローラルコレクション。
実り豊かな旅『A FRUITFUL VOYAGE』
昔、若い女性がいて
豪奢な旅を楽しんでいた
たくさんの国を訪れ
何マイルの旅をした
そして彼女はたどり着いた
誰も見たことのない場所に
彼女はそこで
輝くオレンジの実を見つけた
いくつもの果実をもぎ取ると
全部の鞄に詰め込み
大きなスーツケースも
いっぱいにした
しかし、帰路につくと
ちょっとした問題が起きた
彼女の目の前で
オレンジの実は傷み始めた
気高い心の彼女は
とても素晴らしいことをした
せっかく集めた果実を
周囲の人に分け与えたのだ
時の砂『THE SANDS OF TIME』
昔々あるところに
時間にうるさい娘がいた
流れる砂時計に
すっかり夢中だった
砂の一粒一粒を
娘はじっと見つめた
下まで落ちるとひっくり返し
時がずっと止まらぬように
いつしか月日は流れ
古い大木の横には
小さな木の芽が姿を見せていた
古木は生命を終えようとしていた
古木を不憫に思い
娘は金のアクセサリーで
木の枝を輝かしく彩り
古木をよみがえらせようとしていた
その美しさに驚き
彼女は初めて気がついた
今を生きることの大切さを
すっかり忘れていたことを
空を舞う羽『WING TO FLY』
こんな物語がある
美しい古城と
城に住む蜂と女王をめぐる
教訓のような物語である
女王は世界中から珍しい虫を
集めていました
女王は虫たちの気持ちを悟った
虫たちは城の中で悲しそうに感じた
そこで女王は小さな虫たちを
ドアの外に連れて行った
花壇では花が咲き誇り
ピンクのバラやいろいろな花が咲いていた
自由を与えられた虫たちは
あちこち飛び回り
蝶たちは
空高く舞い上がる
だが、虫たちはいつもきまって
寛大な女王のもとへ戻ってきた
自由に空を舞う喜びを
分かってくれた女王のところに
きれいなお花が皆様のお手元に届きます事を願っております。
そして、最後はローンパーティーにて懇親会。スタッフもデザイナーもみんな一丸となり完成させました。
多くのお客様にご愛用頂ける事を願っております。
2012 年から法人に特化した贈り花のサービス「HABOTAN」を開始、高いレベルの品質 や顧客対応を追及し、取引会員企業先は 2,000 社を超え。今回の商品は、常に法人の贈り花 の新しいトレンドを作ってきた「HABOTAN」のみでの限定販売商品となります。
特別で洗練された商品を大切なお客様にお届けしたいという期待に、インテリアデザイナーでもあり、シーンにあわせたフラワーデザインを得意とする現在注目のデザイナー、デ ニス・クネープケンス氏によるコンセプトフラワーは、「アレンジメントフラワーを贈る」 から「この想いを届けたいから贈る」という“感動”を届ける気持ちのこもったサービスと なり、そのデザイン力と技術により、多くの人に喜ばれるでしょう。
HABOTAN FLOWER 会員の皆様
おはよう御座います。HABOTANの代表の瀬戸で御座います。
今期の目玉商品の開発が本日完成致しました。
おしゃれで粋なシーンにデニスフラワーをご利用頂けたら嬉しいです。是非、お洒落な海外デザインのお花を送ってみてはいかがでしょうか？納品先は、東京23区限定で制作に１週間お時間を頂いてスタートさせて頂きます。今後はタイムリーかつ全国へお届けできるよう強化して参ります。
HABOTANフラワーの会員様のみの販売となっておりますので、親愛なるお客様にまず販売開始のお知らせをさせて頂きます。
いつも弊社をご利用頂き、心から感謝申し上げます。
ありがとう御座います。今後とも社員一丸となって頑張りますので宜しくお願い申し上げます。
株式会社エンターテック
代表取締役社長 瀬戸 慶太郎
